ごあいさつ

 平素は格別のお引き立てとご指導並びにご報に対し、厚くお礼を申し上げます。創業以来、おかげさまで周年を迎えることができました。昭和28年、戦後間もないNHKテレビ放送が始まった年に、商都久留米市にて果実専門の卸業「森光商店」を興して以来、その後間もなく長崎県南高地区に進出、昭和42年11月には現在の「株式会社南高青果」を設立し、昭和51年に佐賀支店を開設するなど事業を拡大することができましたことは、生産農家の皆様方はじめ、全国各地の卸市場、洗通商社の皆様方等々の絶大なるご支援の賜と、心より感謝申し上げます。

 この、50有余年の歳月の間、私共を取り巻く社会の情勢は大きく変透して参りました。職後の復興期からはじまり、高度成長と幾多の好不況、バブル景気を経て近年の未曾有の景気低迷など、絶えず盛を繰り返しながら、その経営環境の変化と進展には目まぐるしいものがありました。
 荷姿や輸送手段ひとつとりましても、荷姿は木箱から紙袋、ダンボールへと姿を変えてきましたし、輸送手段につきましては鉄道による貨車輸送からコンテナ輸送へ、更には高速道路の整備によって、関東までもが翌日配送できるトラック輸送へと変貌を遂げて参りました。この間多くの困難に遭遇しながらも、社会環境の変化や進化に対する対応と経営体質の強化に懸命に取り組んで参りました。

 今21世紀を迎え、一層の激変の時代を迎えています。長引く国内不況の中にあって、経済の国際化に伴う輸入商品との競争の激化、IT化に伴う流通革命の兆し、地球規模の環境問題への対応等々、様々な課題を抱えた新しい厳しい時代が到来しています。特に農産物等の流通において、産地表示が法律により決められ、食の安心、安全が大きな社会間題となっている中、私共の会社は馬鈴薯、玉葱、それぞれの代表主力産地に位置しています。60年近くになるこれまでの経験と実績を活かし、今一度、社員一同初心にかえり、生産者と消費者とのかけ橋となり、高品質の商品を供給していく生産基地として、これからもより一層努力していきたいと、決意を新たにしているところでございます。

 今後とも、「誠と信用」の社訓のもと、最大限の努力を重ねて参る所存でございますので、皆様方の一層のご支援、ご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。

株式会社南高青果
代表取締役社長 森光健伸

会社概要

名称株式会社 南高青果(なんこうせいか)
所在地本社
〒859-2605 長崎県南島原市加津佐町乙863番地
TEL:0957-87-2090 FAX:0957-87-5384
E-mail:nagasaki@nankouseika.jp

佐賀支店
〒849-0401 佐賀県杵島郡白石町福富3913番地
TEL:0952-87-3215 FAX:0952-87-2072
E-mail:saga@nankouseika.jp
創立昭和28年
設立昭和42年11月2日
資本金3,000万円
従業員数総数 110名(正社員34名)

長崎本社 60名(パートも含め)
佐賀支店 50名(パートも含め)

沿革

昭和28年森光文男が久留米にて卸業を開始
昭和30年島原半島にて馬鈴署 扱い始める
昭和42年長崎県南高来郡加津佐町に有限会社南高青果を設立
みかん選果機設置
馬鈴薯(個人選別)扱い始める
昭和48年株式会社南高青果に変更
昭和50年長崎本社倉庫増設(第2倉庫)
馬鈴薯選果機(共選)導入
昭和51年佐賀県杵島郡福富町に佐賀支店を開設
昭和54年佐賀支店に冷蔵庫新築(貯蔵能力500t)
佐賀支店 事務所・倉庫 新築
昭和60年長崎本社に大型冷蔵倉庫完成(貯蔵能力1,200t うち乾燥設備150t)
長崎本社 冷蔵庫前にて落成式を行う
長崎本社レタス取り扱い始める
昭和63年佐賀支店に大型冷蔵倉庫完成(貯蔵能力1,500t うち乾燥設備300t)
平成4年佐賀支店に全自動玉葱選果機を設置
平成7年レタス契約販売 始める
平成8年長崎本社に大型センサー処理馬鈴薯選果機を設置(選果能力日量80t)
平成9年長崎本社に真空冷却設備を設置
平成11年長崎本社に真空冷却設備を増設
平成16年佐賀支店に事務所新設、倉庫増設
平成17年長崎本社の大型センサー処理馬署選果機を更新(選果能力日量120t)
平成18年ポジティブリスト制度スタートにより「インクジェットプリンターシステム方式」導入
平成19年佐賀支店に大型玉葱選果機を設置(選果能力日量120t)
平成23年(2月)長崎本社 新事務所落成
(3月)創業55周年記念式典を行う
平成27年(11月)長崎本社の大型センサー処理馬鈴署選果機を更新
平成30年(1月)長崎本社に玉葱選果機新設
令和4年(11月)長崎本社に大型全自動馬鈴薯選果機新規導入

組織図